頭の中が見える時代が来る?  Stable Diffusionを使って脳内イメージを画像化する技術が登場!

頭の中で思い描いた景色や人物のイメージを、そのまま画像化できるとしたら、とても面白そうですよね。最近、そんな夢のような技術が話題になっています。それは、いま話題の画像生成AI技術「Stable Diffusion」という技術を使った「脳内イメージ」の画像化に実験で成功したのです。

実験の内容は、実験参加者に画像を提示して脳活動を記録し、その情報から画像を生成するというもの。

実際に大阪大学の研究者グループが、大規模fMRIデータセット「Natural Scenes Dataset」(NSD)を使用して、脳活動からの画像生成を行うことを試みたところ、被験者に見せた元画像の見た目と意味内容をバランス良く保ちつつ再構成することに成功したのです。

実際の元画像と出力された脳内イメージの比較を見ると、初期段階の技術にしては恐ろしいほどの再現性であることがわかりますね。。

この研究の成果は、6月に開催予定のComputer Visionの国際会議「CVPR 2023」で発表される予定だそうです。

この技術を使えば、Stable Diffusionを使う際にプロンプトを入力する必要さえもなくなってしまいますね!

つまり、頭の中でイメージを描くだけで、そのイメージを実際の画像に変換することができるようになる。

将来的には、絵を描くのが苦手な人や、言葉に表せないイメージを持つ人たちにも大きな可能性を秘めているでしょう。

今まで言葉や絵で表せなかったイメージまでも、簡単に画像化することができるようになれば、さらなる芸術作品も誕生することでしょう。

さらに、脳内イメージの解析によって、人の心理状態を理解する研究や、脳の神経回路の解析に役立つことも期待できますね。

今後、Stable Diffusion技術がさらに進歩して、より高精度な脳内イメージの画像化が可能になるかもしれません。

この技術が進歩すれば、より多くの人々が自分の脳内イメージを画像化し、共有することができるようになるでしょう。

驚きと期待に溢れたStable Diffusionの関連技術が次々と生まれ、私たちの生活に大きな変革をもたらす可能性があります。今後の技術の発展に期待しましょう!

しかし、こうした技術で、脳内が覗けるようになってしまうのは、少し怖い気もしませんか?

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